「教派神道」研究会(仮)

おおむね近代神道・神道教団について

教派神道関連研究の2022年を振り返る【口頭発表編】

さて、前回の【論文等編】に引き続き、2022年を振り返って、1年間に実施された教派神道関係の口頭発表などを、1223日現在で「教派 神道」とか「○○教」とかで検索した結果を目についた限りで書きだしていきます。順不同。
私の視界に入るだけなのと、教派神道研究との関係の有無は独断と偏見なので結構取りこぼしてますよね。学会発表なんかは会員じゃないためね内容を知らずタイトルしか把握してないものも入れてます。非公開の研究会なんかもあるかもですね。表記は不揃いです。

 

<口頭発表等>

今井功一「[紙上発表]「山岳信仰系」教派神道としての実行教―富士登山に着目して―」第41回日本山岳修験学会富士山学術大会 202236

竹見靖秋「明治初期の神社と神道教会―多賀大社大神神社金刀比羅宮の例―」民族文化研究会東京地区第31回定例研究会(ZOOM2022325

青木繁天理教の里親養育活動 調査実施結果より―」「宗教と社会」学会 30回学術大会個人発表202264

玉置文弥「宗教の「現地化」と戦争ー第二次大本事件後における道院・世界紅卍字会の「日本化」「宗教と社会」学会 30回学術大会個人発表 202264

須永 敬「修験廃止後の北部九州諸霊山の神道化について―教派神道の介在に注目して―」英彦山門前町同好会 令和4年度総会記念講演 20226

木村悠之介「近代神道雑誌史・出版史の新たな展望」第4回日本文化研究所研究会 2022825

玉置文弥「近代日中宗教の「混淆」ー道院と大本教提携の「教義的根拠」」日本宗教学会学会第81回学術大会 2022911

石原和「明治15年前後の仏堂と民間宗教者」日本宗教学会 2022911 日本宗教学会

道蔦 汐里「新宗教の死者儀礼と現世主義―天理教を中心に―」日本宗教学会81回学術大会 2022911

三ツ松誠「柴田礼一の実行教管長就任と教派神道界」日本思想史学会2022年度大会 2022116

今井功一「柴田花守『教訓謡集』をめぐって」神道宗教学会第76回学術大会(國學院大學渋谷キャンパス・オンライン併用)202212月4日

荻原稔「唯一問答書書継について」神道宗教学会第76回学術大会(國學院大學渋谷キャンパス・オンライン併用)202212月4日

玉置文弥「1920年代の日中関係と宗教運動ー大本教と道院・世界紅卍字会の連合運動」
アジア共創塾Jセミナー 2022128

玉置文弥「超国家主義と「民衆宗教」ー橋川文三の議論を中心に」日本思想史研究会(京都)例会20221216 日本思想史研究会(京都)

津城寛文「神道法研究の課題と展望」皇學館大学研究開発推進センター神道研究所第28回「神道と行法―神と人とを結ぶ「行」のありかたをめぐって」20221217

並木英子「近代清水の神社神職たちと鎮魂・帰神法―長澤雄楯と宮城島金作の事例をもとに―」皇學館大学研究開発推進センター神道研究所第28回「神道と行法―神と人とを結ぶ「行」のありかたをめぐって」20221217

石原和「受持仏堂と新宗教明治維新―法持寺と如来教の事例から」愛知学院大学文学部宗教文化学科「第 3 曹洞宗の歴史と文化研究会」20221223

関連:中村 好一『基礎から学ぶ楽しい学会発表・論文執筆 2版』(医学書院、2021