正月といえば関東の方には東京箱根間往復大学駅伝競走(通称・箱根駅伝)がお馴染みです。
この駅伝の往復の折り返し地点、箱根芦ノ湖から程近い湯河原町に、平山省斎が創始した教派である神道大成教の霊地・天照山神社が鎮座しています。
(Google mapより)
元々、大成教の一教会・天善教会が創建したものが、神道大成教の奥宮となったものとのことです。
詳しくは、天照山神社千葉布教所のサイトなどで知ることができます。鎌田東二『平山省斎と明治の神道』(春秋社、2002)というのもあります。期待するほど詳しくはないかも知れません。版元品切れ重刷未定ですが、古書で比較的手に入れやすいです。
以前は神道大成教の本部は原宿にあって異彩を放っていましたが、これも「天照山神社分祠」でした。令和3年に渋谷区西原(代々木上原)に移転しています。