いざなぎ流・陰陽道研究で知られる佛教大学歴史学部教授の斎藤英喜氏が9月4にくも膜下出血・脳幹出血によりお亡くなりになりました。
https://ameblo.jp/susano-saito/
今年5月に上咽頭癌の治療のため入院されましたが、7月には治療を終え退院されていました。退院後すぐに高知県立歴史民俗資料館でのトークショーをなさったあとコロナ陽性で再入院されていましたが、無事退院され、これから少しづつ日常生活にお戻りになるやにお見受けしていたところです。
近年は「異端神道」をキーワードに、山下文夫・斎藤英喜編『神道の近代 アクチュアリティ問う』(勉声出版、2023)、同編『平田篤胤狂信から共振へ』(法藏館、2023)などで近代神道を問い直すようなプロジェクトをいくつも進めておられ、これらについては本ブログでも取り上げてきました。
謹んでお悔やみ申し上げます。