「教派神道」研究会(仮)

おおむね近代神道・神道教団について

【参加記】9/14〜16日本宗教学会第84回学術大会

2025(令和7)年9月14〜16日に上智大学四谷キャンパスにて行われた日本宗教学会第84回学術大会に、本ブログ管理人も参加してきました。
学会の大会というのは分野によっていろんなスタイルがあるみたいなのですが、日本宗教学会は今年は10の部会が同時に、1人発表15分質疑応答5分のタイムテーブルで進行します。(他分野だと歴史学系では時代区分ごとにシンポジウムを行う形式などもあるみたいです。)

管理人が参加した主な発表は下のとおりです。教派神道とそれに関連する研究発表を中心に巡ってみました。
9月15日(月・祝)
9:25-9:45 近代における「不思議」概念の検討 伊藤優(東大)
9:50-10:10 明治中期における仏教教団と「布教」の模索 辻岡 健志 (宮内庁)
10:15-10:35 近代⽇本の社会事業教育と宗教-東洋⼤学を事例に-⾼橋 典史(東洋大)
10:40-11:00 笠間稲荷における祭事の創設と地域発展-塙嘉⼀郎に着目してー 江原 知華(大正大)
11:05-11:25 近世中期の式内社⽐定と由緒-⼭城国を中⼼に- 松本 久史(國學院大)
11:30-11:50 柴田花守「文字理非字理問答録」執筆の背景 内田 裕一
11:55-12:15 近世真⾔宗寺院における陰陽道学習 小池淳一(国立歴民博)
12:20-12:40 近代神道国学史叙述の系譜を辿る-先駆としての⼭⼝鋭之助-藤田大誠(國學院大)
13:30-13:50 宇宙神道惟神道産土会の成立展開-地方小教団の一事例として- 隈元 正樹(東洋大

9月16日(火)
9:00-9:20近代の宗教者と法制度-近代宗教史の再構築のための基礎整理 石原和(同朋大)
9:25-9:45 宗教統一に関する論争-帰一協会の出発点をめぐって- 王 子銘(東大)
9:50-10:10 近代日本における易学系雑誌の諸相 - 今井 功一(國學院)
10:15-10:35 出口王仁三郎の『霊之礎』の『天界と地獄』からの翻案について 並木 英子(国際基督教大)
10:40-11:00 『通俗医学』誌から見る総力戦体制下の民間精神療法 栗田 英彦(佛教大)
11:05-11:25 1930 年代台湾における敬神思想-『敬慎』の論説を中⼼に-原田 雄斗(國學院大)
11:30-11:50 国柱会の分派-精華会の事例から- 内村 琢也
11:55-12:15 加藤咄堂における終戦-新⽣⽇本の「⼼の新装」と禅・修養- 山口 陽子(東北大)
12:20-12:40 信仰と離反-リバイバル運動としての草津バルナバミッション- 弓山 達也(東京科学⼤)
パネル「メディア宗教」という視座-独立系宗教家と近代日本宗教史- 代表者: 赤江 達也
13:30-15:30 「紙上の教会」と「空中の教会」-塚本虎二の無教会伝道- 赤江 達也(関西学院大
石丸梧平の人生創造運動-仏教的教養・修養・人生論- 大澤 絢子(東北大)
易道・太霊道・止観-伊藤延次の宗教遍歴とその終着点- 木村悠之介(東北大)
高橋正雄個人雑誌『生』の担い手たち藤井 麻央(大谷大)
コメンテーター 星野 靖⼆(國學院⼤)

録画部会
明治期における神道丸⼭教会の財政問題と世直し思想(エイヴリ・モロー・ブラウン⼤)
池袋氷川神社富⼠塚の⽯造物(⼤⾕ 正幸)

今回はいわゆる十三派の教団研究というのが少なかったんですが、近代中心に興味深い発表が目白押しでした。