「教派神道」研究会(仮)

おおむね近代神道・神道教団について

一燈園研究のこれから――近代宗教史における一燈園の諸相(2026年3月9日)

一燈園研究のこれから――近代宗教史における一燈園の諸相」と題したイベントが開催されるとのことで、もちろん一燈園教派神道ではないですが、教派神道研究でもお馴染みの方々がご登壇なので、転載します。
対面・オンライン併用のハイブリッド形式で、要申込み。



■ 参加申込フォーム
申込期限:2026/3/2 (月) 正午
https://forms.gle/zrMuNPJZhAofDFJv6

大谷大学真宗総合研究所東京分室HP
https://www.otani.ac.jp/events/symposium20260309.html

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一燈園研究のこれから――近代宗教史における一燈園の諸相

■ 日時:2026年3月9日 (月) 第1部 13:00-14:45/第2部 15:00-17:30
■ 形態:ハイブリッド形式 Zoom + 関西大学東京センター (JR東京駅すぐ)
関西大学東京センターへのアクセス https://www.kansai-u.ac.jp/tokyo/map.html

■ プログラム
【第1部】13:00~14:45「一燈園研究が有する可能性」
開会・司会:水野友晴(関西大学

講演:大澤絢子(東北大学
   「修養で読み解く 一燈園ダスキン

報告:長舩樹(同志社大学
   宮田昌明(一燈園資料館「香倉院」館長)
   「西田天香の手紙 勝淳保存書簡を読む」

コメント:大橋良介(日独文化研究所)

【第2部】15:00~17:30「社会の中の一燈園
趣旨説明:藤井麻央(大谷大学

発表:末村正代(千葉経済大学
   「ユートピア思想の系譜 西田天香の試み」

発表:長谷川怜(皇學館大学
   「一燈園満洲農場「燈影荘」の活動と特色」

話題提供:藤井麻央
   「一燈園精神を普通生活の中に翻訳すること」

コメント:永岡崇(駒澤大学

意見交換会】18:00~ (JR東京駅周辺・会費5,000円)

主催:基盤研究(C)「近代日本の宗教思想における女性性の意味と役割:一燈園西田天
香新資料をベースにして」/大谷大学真宗総合研究所東京分室

問合せ:shin.tokyo3021@sec.otani.ac.jp (大谷大学真宗総合研究所東京分室)

「富士山図・蓬莱山図」國學院大學博物館

「富士山図・蓬莱山図—横山大観「蓬莱神山」を中心に—」國學院大學博物館にて開催中とのこと。
扶桑教管長・宍野家の歴代が収集してきた富士山・蓬莱山を描いた絵画を展示するものとのことです。
初代管長宍野半は皇典講究所創設に関わった人物でもあり、國學院とは深い関わりがあります。
先月(P8年1月20日)から開催してたんですが、私、全然気づいてませんでした。
展示室の一角で行うミニ展示とのことですが、きっと名品ぞろいでしょうから一見の価値はありそうです。
当サイト管理人もぜひ会期中に伺いたいと思っています。

以下開催概要は、公式サイトから転載です。

会期
令和8年(2026) 1月20日(火)~2月23日(月・祝)
開館時間・会期中休館日
開館時間:10時~18時(最終入館17時30分)
休館日:毎週月曜日(祝日は開館)、2月2日(月)~4日(水)
ミュージアムショップは開館日の10時30分~17時30分
会場
國學院大學博物館 神道展示室
入館料
無料
アクセス
國學院大學渋谷キャンパス
学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館
主催
國學院大學博物館・神道扶桑教

シンポジウム「「宗教弾圧」的想像力の近代」

駒沢大学の永岡崇先生が代表をつとめる科研のシンポジウム「「宗教弾圧」的想像力の近代」が1月31日と3月21日の2回にわたって開催されます。
対面・オンライン併用開催で、対面は申し込み不要ですがオンラインの場合は特設サイトで申し込みが必要です。
なんとこの会、1月31日は終了後に研究交流会と称して軽食とともに登壇者参加者の交流の場を設けるとのこと。こちらの参加申し込みはなんと当記事投稿の翌日1月24日です。
自分が参加できないものだからと記事にするのを忘れていました。
あと、永岡先生がこの会についてブログ記事を投稿されています。
企画の意図を改めて詳述されていますので、こちらもあわせてお読みください。

行法研究会第1回シンポジウム

皇學館大学の中山郁先生、新田惠三先生らによる科研「神道・民俗宗教における「行法」の機能と特質に関する基礎的研究」の第1回行法シンポジウム「修行研究のあたらしい可能性―行法・身体・地域社会―」が開催されるようです。
昨年度から始まったこの科研は、すでにコンスタントに研究会を積み重ねていらして、昨年末の神道宗教学会でもパネル発表をなさっていましたね。
前の記事でも触れた井上正鐡とその門中研究の荻原稔さんが登壇されます。
ハイブリッド開催なので、当ブログ管理人のように気軽にお出かけできない身の上にも優しい。会場参加は申し込み不要で、オンラインのみリンク先から申し込みが必要とのことです。

以下詳細はリンク先から転載。

【主催】科学研究費補助金(基盤C)「神道・民俗宗教における「行法」の機能と特質に関する基礎的研究」研究会(行法研究会)
【共催】京都・宗教系大学院連合(K-GURS)・皇學館大学神道研究所第四部門
【日時】 令和8年2月5日(木) 13:00~17:50
【会場】 皇學館大学三重県伊勢市神田久志本町1704)4号館3階、431教室
【開催形態】対面・ZOOMによるオンライン併用

〈基調講演〉
藤田庄市氏(フォトジャーナリスト)
 「あたらしい修行研究のための問題提起集―今、現代社会と歴史のなかで「修行」をいかに捉えるか」
〈報告者〉
 中山郁(皇學館大学文学部神道学科教授)「修行研究のこれまでと、これから」
 荻原稔氏(國學院大學日本文化研究所共同研究員)「井上正鐡門中の展開と行法の変遷」
 天田顕徳氏(北海道大学国際広報メディア・観光学院准教授)「”メディア”としての修行研究試論」
〈コメンテーター〉
 津城匡徹(寛文)氏(筑波大学名誉教授)
〈司会〉
中山郁

【発行】『井上正鐡研究会年報』第30号(2025)

井上正鐡研究会(荻原稔代表)による『井上正鐡研究会年報』第30号(2025年12月31日発行)をお送りいただきました。
年に一度、1年間の活動と研究動向をまとめたもので、上に記したようにこの度30号を迎えました。すごい。
全6ページで、目次は次のとおりです。

  • 井上正鐡と門中に関わる研究成果
  • 鐸声残響(30)
  • 秩父日野沢「神明社
  • 井上正鐡門中用語集(6)マ・ヤ・ラ行
  • 「宗教法人神道」任意解散
  • 今寺村神明社顛末
  • 本年の訪問・調査等の記録
  • 編集記

井上正鐡門中関係教会等への訪問・現況などが掲載されていますが、解散や祭礼の途絶などさびしい文字が並びます。一方で、研究のほうは新たな材料が次々と現れています。神道本局の機関誌『神道』・『まこと』が発掘され、木村悠之介さんとの共著で『國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所年報』に総目次が掲載されているとのこと。また、3 月11 日には教派神道研究会という、弊会(仮)と酷似した名称の研究会で口頭発表されたことも報告されています。2026年2月5日には、皇学館大学三重県伊勢市)で行法研究会(科研費(基盤C)主催により開催される行法シンポジウム「修行研究のあたらしい可能性―行法・身体・地域社会」にて、「井上正鐡門中の展開と行法の変遷」と題する報告をなさるとのことです。
既刊分と同様に、researchmapの荻原稔さんのページでいずれ全文公開されるのだと思います。

國學院大學と教派神道連合会が相互連携および協力に関する基本協定を締結

令和8年1月9日、國學院大學有栖川宮記念ホールにて行われた締結式にて、國學院大學教派神道連合会による相互連携および協力に関する基本協定が締結されたということで、國學院大學による広報が出ております。
式典には教派神道連合会は宍野理事長をはじめ関係者が、國學院大學からは針本学長、神道文化学部・研究開発推進機構の教員らが参加したとのこと。教派連の新年会も兼ねた席ですかね。
記事にもありますが、包括的な連携であるということです。これまでも教派神道連合会神道講座が國學院の協力のもと会場と人的資源の提供を受けたり國學院大學博物館で特集展示を開祭したりしていたわけですが、これらの一定の根拠として改めて協定を締結して両者の協力関係を明示したというわけのようです。
なんだー言ってくれれば「教派神道」研究会(仮)は教派神道に関する日本いや世界、宇宙唯一のニュースメディアとして取材に行ったのに(嘘)

小南弘季『東京の神社と氏子域』(鹿島出版会、2026)

小南弘季『東京の神社と氏子域』(鹿島出版会、2…26)が刊行されるようです。
管理人、この博論本(だと思う)が出るのを待っていました。
個別の神社については神社誌などの蓄積がある一方で、近代神社行政のなかで神社と地域の人々・氏子の関係について空間的な視点から論じてきたのが小南先生の諸論考だと思います。
管理人も趣味で神道について調べ物をしているわけですが、東京に隣接しながら東京でない、完全に農村かというとちょっと町場っぽいところも含む、みたいな微妙な土地を「フィールド」にしているとはいえ、近代の地域のなかの宗教を調べているなかで参考のために追っかけていました。ブログ検索したら一言も出てこなかったですけど、管理人が2022年に書いた、明治初頭の神社再建に関する論文では小南先生の論文を引いています。
個別の論文は拝読してると思うんですが、ご研究をまとまって読めるというのは楽しみですね。