「教派神道」研究会(仮)

おおむね近代神道・神道教団について

出版情報

教派神道研究は「2023年歴史学界回顧と展望」にどれだけ載ったか

『史学雑誌』133編 5号 (2024.6)が刊行されました。もちろんブログ管理人は史学会の会員ではありませんから、その辺の本屋や図書館で見ました。さて昨年は、教派神道研究は「2022年歴史学界回顧と展望」にどれだけ載ったか- 「教派神道」研究会(仮) http…

『宗教研究』第82回学術大会紀要特集号PDF公開

日本宗教学会の『宗教研究』第97巻別冊(第82回学術大会紀要特集号)のPDFが公開されています。http://jpars.org/bulletin-separate_volume.html当該大会は2023年9月8日(金)~10日(日)東京外国語大学を会場に対面開催されたものです。 リンク先のファイ…

民族文化研究会会報『大八洲』第4号

民族文化研究会会報『大八洲』第4号(2023)が12月に発行されました。同会報は、同会に申し込めば誰でもメールでPDF形式で送ってもらうことができます。 告知自体は2023年中に同会ブログにてされており、私のところにも届いておりましたが、紹介はようやく今…

『井上正鐡研究会年報』第28号

『井上正鐡研究会年報』第28号が発行され、代表である荻原稔さんのresearchmapのページで公開されています。 https://researchmap.jp/multidatabases/multidatabase_contents/detail/231057/423ef47317e117854083ca46caf6f443?frame_id=794408 30年近く毎年…

近藤喜博『海外神社の史的研究』増補・完全版のクラウドファンディング

神道学者近藤喜博による海外神社研究の基本文献『海外神社の史的研究』を、ご遺族の方が増補・完全版として出版される計画を進めておられ、費用をクラウドファンディングで集めていらっしゃいます。 って、私も気づいたら締切が12月15日なんですが! かなり…

大本から『大本開祖伝−出口なおの生涯−』刊行予告

大本から『大本開祖伝−出口なおの生涯−』が刊行されるそうです。 【予約受付中】令和6年2月3日発刊「大本開祖伝 ー出口なおの生涯ー」 https://tenseisha.co.jp/smarts/index/129/#block660 全然気づいてなくて、今見たら予約期間も終了してるんですが。 信…

道蔦汐里「新宗教の死者儀礼における「借用」「文脈化」「独自化」ー天理教の葬儀を事例にー」『儀礼文化学会紀要』第11号(2023)

全然気づいていなかったんですが、道蔦汐里「新宗教の死者儀礼における「借用」「文脈化」「独自化」ー天理教の葬儀を事例にー」『儀礼文化学会紀要』第11号(2023)という論文(掲載区分は研究ノート)が刊行されていました。慌てて図書館にてコピーを入手。…

『国立歴史民俗博物館研究報告』第240集(2023)

『国立歴史民俗博物館研究報告』第240集が2023年3月付けで刊行された旨、4月27日付でお知らせが出てたんですね。こないだ気づきました。 松山由布子「近世陰陽師の祭祀と祭文」 https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/ronbun/ronbun10/pdf/240001.…

石原和・神田秀雄・吉水希枝編『近代如来教と古寺大拙 研究と史料』(日本電子書籍技術普及協会、2023)

この2ヶ月くらいの間に届いていた本を紹介するのをすっかり怠けておりました。 まずは、石原和・神田秀雄・吉水希枝編『近代如来教と古寺大拙 研究と史料』(日本電子書籍技術普及協会、2023)。 近代如来教と小寺大拙: 研究と史料 如来教については教祖一尊…

『國學院大學研究開発推進機構紀要』第15号(2023)刊行

『國學院大學研究開発推進機構紀要』第15号(2023)が刊行され、同大公式サイトで全文がPDFで公開されています。 https://www.kokugakuin.ac.jp/research/oard/about/p1/kenkikoukiyou?fbclid=IwAR2FZfpxlGelQqFtFqvhV83oOZvjTVtgOTZNWddSUz0dcCCokTGBT-HqF3k…

國學院大學神道文化学部編『プレステップ神道学<第2版>』(弘文堂、2023)

國學院大學神道文化学部編『プレステップ神道学<第2版>』(弘文堂、2023)が刊行されたようです。 https://www.koubundou.co.jp/smp/book/b616204.html 神道について学ぶための教科書として編まれた本書は、初版刊行から10年を経て全面改訂されたそうです。…

伊藤聡・斎藤英喜編『神道の近代 アクチュアリティを問う』アジア遊学280(勉誠出版、2023)

伊藤聡・斎藤英喜編『神道の近代 アクチュアリティを問う』アジア遊学280(勉誠出版、2023)が刊行とのことです。 https://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&cPath=2&products_id=101375 「近代」と「神道」ということで、大変興味を惹かれ…

公益信託 松尾金藏記念奨学基金 編『明日へ翔ぶ 6人文社会学の新視点』(風間書房、2023)

公益信託 松尾金藏記念奨学基金 編『明日へ翔ぶ 6人文社会学の新視点』(風間書房、2023)という本が2023年3月に刊行されるそうです。 https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=2493 「哲学・歴史学・心理学・社会学など幅広い分野」…

荻原稔『井上正鐵門中・禊教の成立と展開』がネットで全文公開

禊教、井上正鐡門中の研究で知られる荻原稔氏の著作で氏が國學院大學に博士論文として提出して博士号を取得された『井上正鐵門中・禊教の成立と展開− 慎食・調息・信心の教え』(思想の科学社、2018)の全文が、國學院大學機関リポジトリに登録され、PDFで閲…

玉置文弥「第二次大本事件が残したもの―日中戦争・「大東亜戦争」下における道院・世界紅卍字会の「日本化」」『コモンズ』第2号(2023)

大本をテーマに勢力的にご研究を発表されている玉置文弥先生の最新論文が公開されたようです。 東工大未来の人類研究センターオンラインジャーナル『コモンズ』2号(2023)に掲載された論文「第二次大本事件が残したもの―日中戦争・「大東亜戦争」下におけ…

『差別と宗教の日本史』(法藏館、2022)

ちょっと前に掲載されていた「宗教と文化の専門新聞 中外日報」の「本」コーナーを紹介。2022年11月8日掲載のものです。 差別と宗教の日本史 救済の〈可能性〉を問う 磯前順一・吉村智博・浅居明彦監修:中外日報 本書は2022年9月25日に法藏館から刊行された…

大本教学研鑽誌「まつのよ」第9号発行

大本教学研鑽誌「まつのよ」第9号が発行されたとのことです。14年ぶりとのこと。 https://tenseisha.co.jp/publics/index/28/detail=1/b_id=603/r_id=1044/ いつのまにか出てました。どこにも発行年月日が書いてないですし、このお知らせ自体のリリース日も…

西郷隆盛から実行教初代管長柴田花守へ送った漢詩

2023年1月4日付佐賀新聞(WEB版)にこんな記事が出ていました。 ・西郷直筆の漢詩発見 西南戦争前年、新政府を批判 元小城藩士・柴田花守に託した2首https://www.saga-s.co.jp/articles/-/971013 ・西郷の漢詩発見 率直な心情、柴田花守に吐露 幕臣・山岡鉄…

村上繁樹編著『幕末勤王志士と神葬 洛東霊山・靈明神社の歴史』(ミネルヴァ書房、2022)

「宗教と文化の専門新聞」中外日報に、この秋出た、村上繁樹編著『幕末勤王志士と神葬 洛東霊山・靈明神社の歴史』(ミネルヴァ書房、2022)を紹介する記事が掲載され、ウェブ版(幕末勤王志士と神葬 洛東霊山・靈明神社の歴史 村上繁樹編著:中外日報)も公…

國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所年報第15号

國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所の最新令和4年度年報『國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所年報』第15号 (2022(令和4)年)が、PDF公開されました(リンク先PDF)。 教派神道関係の論文が次の2本掲載されています。 木村悠之介・荻原稔「…

五十嵐太郎『新宗教と巨大建築 増補新版』(青土社、2022)

五十嵐太郎『新宗教と巨大建築 増補新版』(青土社、2022)が出版されました。 『新宗教と巨大建築』(講談社現代新書、2001)、『新編 新宗教と巨大建築』(ちくま学芸文庫、2007)と増補改訂を繰り返している名著です。文庫入りした時点で価格が元の版の倍…

木村悠之介「大日本協会『日本主義』『新天地』の 基礎的事項と総目次」(『人文×社会』第8号、2022)

東京大学大学院人文社会系研究科・文学部に所属する研究者・学生を中心としたグループが運営する季刊電子雑誌『人文×社会』に、木村悠之介「大日本協会『日本主義』『新天地』の 基礎的事項と総目次」(『人文×社会』第8号、2022)が掲載されました。 本文は…

放送大学「空間と政治」で「出雲大社と大本神苑」の回

放送大学で開講中の原武史先生の講義「空間と政治」第11回のタイトルが「出雲大社と大本神苑」として放送されたのに、後から気づきました。 放送大学は各講義が全15回で構成されているわけですが、その11回目です。 宗教史との関連でいうと、第4回「日光東照…

Amazonで買える神理教の本

天理教における道友社のように自前の出版社を持っていて一般書店に流通しているような例を除いて、神道教団の出版物を入手することはなかなか容易なことではありません。 そんな中で、神理教が巫部祐彦管長の著者3点をAmazonで販売しています。 個別にメール…

紀要『金光教学』第62号刊行

紀要『金光教学』第62号が刊行されており、10月2日から金光教徒社で販売開始となっていました。税込550円。 今回掲載されている論文は、岩崎繁之氏「金光大神における神社神職の活動の様相」とのことです。 『金光教学』は、バックナンバーをインターネット…

『近代仏教スタディーズ』改訂版刊行の報

『ラジオの戦争責任』(法蔵館文庫、2022)の著者・坂本慎一先生が2022/12/8にTwitterでこんな投稿をなさっていました。 「拙著『ラジオの戦争責任』をお読みいただき、ありがとうございます。 (これは言っていいと思うので書きますが)同じく法蔵館さんか…