2023年1月4日付佐賀新聞(WEB版)にこんな記事が出ていました。
・西郷直筆の漢詩発見 西南戦争前年、新政府を批判 元小城藩士・柴田花守に託した2首https://www.saga-s.co.jp/articles/-/971013
・西郷の漢詩発見 率直な心情、柴田花守に吐露 幕臣・山岡鉄舟が橋渡しか 花守、自重促す
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/971015
西郷隆盛から漢詩を託された元小城藩士・柴田花守というのは、平田派国学者であり神道十三派・富士講系教派神道の一つ実行教の初代管長である柴田花守のことです。本文でも触れられていますが、栗田行雄『ふたつなき道』(私家版)に「掛け軸となって本廳で保管されている」とあるように、実行教内ではこの軸装された漢詩については昔から知られていました。なので「発見」というと、?なのですが、とにかく実行教本庁で保管している西郷隆盛自筆の漢詩が注目を浴びているのは、実行教にとっても良いことだと思います。
なんでも佐賀新聞では2022年8月から、連載「『春雨』探訪~小城藩士・柴田花守とその時代」と題して、「花守が激動の時代を歩んだ道のりを大型連載でたどって」いるそうです。
全然存じ上げませんでした!電子版会員なら読めるとのこと。次回の連載は2023年1月11日とのことです。