公益信託 松尾金藏記念奨学基金 編『明日へ翔ぶ 6人文社会学の新視点』（風間書房、2023）という本が2023年3月に刊行されるそうです。
https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=2493
「哲学・歴史学・心理学・社会学など幅広い分野」で「松尾金藏記念奨学金を受けた奨学生18名による論文集」とのこと。
近代神道・教派神道に関連するものとして、木村悠之介「明治後期における「復古神道」イメージの変化―吉見幸和から荷田春満へ―」が掲載されています。それまでは多様な国学者らがイメージされていた「復古神道」の始祖像が、明治後期になると荷田春満に収斂していくとかそういうご論でしょうか。勢力的に近代神道論を展開している木村先生の楽しみな論文です。
