『井上正鐡研究会年報』第28号が発行され、代表である荻原稔さんのresearchmapのページで公開されています。
30年近く毎年発行されている年報ですが、今号でも「新出史料」の紹介があり目を惹きます。
門中・教会の現在に迫る「鐸声残響」では、神社と教会所という「神道」の施設に関して興味深い史料が提示されています。
1年間の井上正鐵・門中に関する研究成果を振り返るコーナーでは、荻原さんによる研究ノート「戦後の禊教における高浜伝十種神宝御法の受容」『國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所年報』第 16 号(2023.9)が紹介されていてこちらも興味深いです。
また、連載中の用語集に続く「門中人名集」や、井上正鐵著作集なども予告されていて、今後がさらに楽しみ。
ぜひダウンロードしてご覧いただきたい。