宗教法人の存在や基本的な事柄を調べるのにまず当たりたいものに、文化庁が毎年刊行する『宗教年鑑』があります。
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/hakusho_nenjihokokusho/shukyo_nenkan/index.html
神道・仏教・キリスト教などの大きな分類ごとの統計のほかに、文化庁所管の宗教法人について、代表役員、所在地、電話番号、礼拝施設・教師・信者の数を知ることができます。
「教派神道」についても、「教派神道系」という分類が立てられており、数多くの教団が掲載されています。ただし、この分類はあくまで便宜的なものだと考えたほうがいいでしょう。
また信者数などの正確性も教団により精粗があるようです。
毎年刊行されているので、教勢の推移なども把握できます。
宗教法人には、都道府県所管のものもありますので、そうした宗教法人はここでは調べられません。
その場合は各都道府県の宗教法人名簿を参照することになります。
都道府県所管宗教法人の代表者・所在地・電話番号・登記年月日などが公表されています。
東京都や埼玉県などインターネットで公表している都府県も多数あります。
埼玉県https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/2035/r04pdfsyukyouhoujinichiran.pdf
インターネットで公表していない場合は道府県によっては道府県庁に問い合わせる必要があったり、決められた場所で閲覧ができたりするようです。
例えば京都府の場合は、国立国会図書館、府立図書館、京都学・歴彩館、府庁内の府政情報センター及び各広域振興局の府政情報コーナーで閲覧できます。