國學院大學博物館にて、企画展「祓－儀礼と思想－」が、令和5年7月9日（日）までを会期として開催されています。
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_harae.html
公式サイトによれば、「祭祀の前」の祓、「毎年、六月と十二月」の「大祓」、「大祓詞」は、「何のために行い、またどんな歴史があるのでしょうか。」という問いを出発点に、「道教・仏教・陰陽道・儒教などと関わりながら、日本の宗教文化として変容し」てきた「祓の儀礼、用具、思想の歴史を読み解」き「現在の神道がどのように形作られたのか、日本の宗教文化がどのように展開してきたのかを」「國學院大學が所蔵する様々な資料から明らかに」する展覧会とのこと。
近代神道・教派神道も、祓の歴史的展開に大きく関わるところで、興味深い展覧会です。
ブログ管理人も見学しました。記録や儀式書、絵画や実物資料をもとに、祓の展開を知ることができます。
國學院博物館らしいコンパクトな作りながら、充実の展覧会でした。
今週は教派神道連合会の神道講座も開催されるらしく、各教派の「祓」も話題にあがるものと思われます。
開催概要は次のとおりです。
会期
会期：令和5（2023）年5月20日（土）～ 7月9日（日）
会場
國學院大學博物館 企画展示室
入館料
無料
開館日・開館時間・会期中休暇日
開館時間：10時～18時（最終入館17時30分）
休館日：毎週月曜日
アクセス
國學院大學渋谷キャンパス
学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館
