さて、【論文等編】と【口頭発表編】に引き続き、展覧会を題材に2022年の1年間を振り返りたいのですが、さすがに教派神道をテーマにした展覧会は國學院大學博物館のミニ展示くらいですよね。
展示資料に教派や関連する事項や人物が出てくるとかはいくつかあったようです。
志木市立郷土資料館 特別展「田子山富士築造150周年・吉田胎内開基130周年記念 志木の富士山信仰」
青梅市立郷土博物館 企画展「生誕200年 齋藤眞指の生涯」
なんかがそうしたものと言えそうです。
ただ、展覧会情報は全然集まらないので、他にもあったに違いありません。
ぜひ教派と言わず、明治宗教行政や大教院、神道事務局などなどのいろいろが地域資料から掘り起こされていくとおもしろですよね。
國學院大學博物館 特集展示「教派神道の創始者たち」(2022年8月31日 - 2022年10月16日)は、教派連の神道講座にあわせて
2016年「登拝と行」
2019年「三条教則と教派神道」
と連続で開催されていたものが、実に3年ぶりに開催されたということで非常に喜ばしいことです。来年以降も楽しみにしています。