「教派神道」研究会(仮)

おおむね近代神道・神道教団について

2つの研究会を梯子

7/29土曜は13:00からオンラインで開催された東アジア恠異学会研究会での栗田英彦先生のご発表「〈怪異〉としての皇国—近代神道と心霊研究—」と、14:00からオンラインと対面で開催されたメディア史研究会例会、木村悠之介先生の「余白のメディア宗教としての「大黒天主義」―不正通信販売と国体論のあいだ」を視聴しました。詳しく内容は書きませんが報告です。

というか、ハシゴしたので、栗田先生のご発表は途中までしか聴けませんでした。でも、事務局も「栗田先生のネームバリューですごい参加者」というように40〜50人くらい参加者いたんじゃないですかね。先に刊行された『神道の近代 アクチュアリティを問う』(勉誠出版、2023)に先生が執筆されていた奥宮慥斎の神道改革から教派神道・神社界・神道青年を巻き込む運動へと話が進んだあたりまでしか聞けませんでしたが、明治20年代の身体技法的なものの展開なんかについてはかなり解像度が上がったような気がして勉強になりました。

そのあとは木村先生のご発表へ。神奈川大学なんか行きたくないな、と思っていたらオンラインでも参加できるというので画面を切り替え。発表自体もとても面白いく、会場からのコメント、質疑応答もかなり活発で、聞いているだけで勉強になりましたし、違う分野の学会だとやっぱり興味関心や着眼点が違うモンだなあと思って視聴していました。神道史の文脈とは違う視点というかですね。

どちらもとても勉強になりましたが、最大の感想は、「なんで同じ日に開催すんのよ」でした。